私たちは昨年、新庁舎問題で市民の声を聞いてほしいと『安曇野市「新庁舎」住民投票の会』を立ち上げ、活動してきました。しかし、12月議会において「市民に選ばれた市長と議会が一致して決めたことについて住民投票は不要」と結論づけられ、私達の願いは届きませんでした。
私たちは安曇野市をもっと良くしたい、市民が希望を持って共に助け合って生きていける地域社会を作っていきたいと考え、新たに「安曇野市を考える市民ネットワーク」に改組改称して行動していくこととしました。行政をチェックし、市民の政治参加を考える安曇野市民有志の集まりです。
私たちは安曇野市政への関心を深めていく上で、行政と議員の活動、及び議員のお考えを良く知っておく必要があると考えました。特に市議会は行政を監視し、公開の討論を通じて社会の矛盾や不合理を解消し、より高次の意見を見出して、市民の幸福に寄与する政治を生み出していく役割を市民から託されています。議員は市民の代表であり、常に市民の視線を浴びる立場にあります。
12月議会で住民投票条例は否決されましたが、新本庁舎の実施設計はこれからであり、建設関連予算もまだ議決されたわけではありません。どのような本庁舎が求められているのか、まだまだ議論の余地は残されていると考えています。
そこで、議員各位のお考えを知り理解を深めるため、すべての安曇野市議会議員の皆様に公開質問状をお送りすることにいたしました。どうかこの公開質問状にご回答ください。勝手ながら、別紙の質問項目について、50字程度にまとめてご回答いただきたく、お願いいたします。回答用紙は2月22日までにご返送ください。お忙しいとは存じますが、なにとぞよろしくお願いいたします。
なお、回答結果は後日、当会の集会やインターネット等で公開させていただきますので、ご承知おきください。
安曇野市を考える市民ネットワークからの公開質問状
《質問1》あなたは市民の生活実態や市民の考えを知るために、どのような方法をとっておられますか。
《質問2》あなたは市民に対して、どのような方法で市政や議会の報告を行なっておられますか。
《質問3》世界的経済不況、金融不安のなか、日本国内の経済や国の財政も厳しい状況であることは、国民誰もが知るところです。安曇野市も920億円を超える借金を抱え、毎年45~50億円もの税金を返済に充てていかなければなりません。ある程度の金額が交付税措置されるといっても、交付税の原資も国民の税金です。借金頼みの国の財政にどこまで頼れるか不透明となるなか、今後の市財政について、あなたはどのようにお考えですか。
《質問4》新本庁舎建設が進められる場合でも、これまで使われてきた堀金庁舎の議場を今後も議場として使い続けるならば、新本庁舎は3階建以下に規模縮小し建設費を抑えることができるという市民の考えがあります。これについて、あなたはどのようにお考えですか。
《質問5》現在、市には交流学習センター「みらい」と「きぼう」の施設内に、立派な図書館があります。明科にもあります。にもかかわらず、市は堀金公民館を取り壊し、堀金総合支所内にこれまでの倍の蔵書数の図書館と公民館をつくるとしています。この計画について、あなたはどのようにお考えですか。
《質問6》新庁舎建設、防災広場の整備などの事業費(予算)は、総額79億8000万円となっています。市長は市民との対話のなかでは、事業費がこの金額以上に膨らむことは無いと断言しましたが、事業完了までの間に追加の補正予算が提出された場合、あなたはどう判断されますか。
《質問7》市長は「安曇野IC」の名称変更(事業費2億1000万円)について、アンケート調査を行ないました。その一方で、総合支所の増改築を含め100億円を超える大事業となる庁舎建設問題については、再三のアンケート調査の申し入れを拒絶し、住民投票も不要としました。こうした市長の政治姿勢について、あなたはどのようにお考えですか。
《質問8》本庁舎を新しく作るか作らないかも含めて、建設場所もまったく未定のところから始めるはずだった本庁舎建設計画は、市民の目には〝建設ありき〟の行政主導で進められたように見えます。本庁舎建設の基本となるべき市役所機能の集中と総合支所の在り方について、市は広く議論を喚起し市民の声をすくい上げることには不熱心でした。これについて、あなたはどのようにお考えですか。
《質問9》今後の市政について、最大の課題は何だと思いますか。あなたの問題意識をお聞かせください。
2012年2月10日 安曇野市を考える市民ネットワーク
代表世話人 布山 徹 安曇野市三郷温2252-1
事務局 安曇野市穂高有明9972-1 TEL.FAX.0263-83-4250
安曇野市を考える市民ネットワーク公開質問状に対する回答まとめ
相田登美枝議員より
小松芳樹議員より
松森幸一議員より
事務局より
回答_小林純子議員
回答_山地重雄議員
回答_吉田満男議員